臭気は安定ときどき変動!? 〜上手に測定するには ヒントその2〜
右図は、洋間での臭気測定例です。
無人の時は安定していた臭気が、人が中に座っただけで、じわじわ増加し、
無人になると、また、少しずつ臭気が減っていっています。
理想を言えば、無人の状態で1時間待ってから測定、などされると良いでしょう。
事務所、店内、など常に人がいる場合は、人がいるまま測定してかまいませんが、
人によって臭気が変わるという事は、知っておく必要があるでしょう。
右図は、今度は飲酒後の人が、部屋に入って座った例です。
臭気がより大きく増加する事が分かります。
お酒くさい人が入ってきたので、当たり前と思う人もいるでしょう。
>>もっと詳しい測定のヒントは<<
普段は気付かないかもしれませんが、室内の臭気は、
・温度、湿度
・ドア開閉(空気の入れ替え)
・作業による文具、OA機器からの発生臭気
・人の体臭、衣服、飲食等のにおい
・冷暖房、換気機器の運転変化
などで大きく変わります。
できれば、臭気が変動する事は控えて、測定すべきです。
>補足<
意外と人の鼻は、臭気の変動に気付かない、と思った方もいるでしょう。
臭気を知る、ということは、人の鼻を知ることでもあります。
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